VTのハンドル角度を微調整するだけのつもりが・・・
VTのハンドル角度を少しだけ戻した方が手首への負担的に良いのではないかということで、少し調整してみることにしました。
車検直前ということもあり、作業前に寸法を測りなおしておきました。
ハンドルグリップ両端の幅=820mm
クラッチレバー端からブレーキレバー端=850mm(車検証記載上の全幅=870mm)
マスターシリンダー頂点の地上高=1,090mm(車検証記載上の全高=1,130mm)
全幅は±20mmまで、全高は±40mmまで車検OKです。
さて、作業はハンドルクランプのボルトを緩めて、ハンドルをほんの少し上に回転させた後、クラッチレバーとブレーキレバーの角度を調整という手順です。
調整前後の写真を載せますが、定点撮影ではないので、正確な比較になりません。
調整後再度採寸。
クラッチレバー端からブレーキレバー端=855mm(車検証記載上の全幅=870mm)
マスターシリンダー頂点の地上高=1,093mm(車検証記載上の全高=1,130mm)
ハンドル自体は交換してないので、全幅については、レバー取付位置のずれ程度の変化なのですが(今回わざと外側にずらして固定)、どうがんばっても870mmにはならなそうな気が・・・。
そして、各ボルトを本締めしていく際に悲劇が
ブレーキレバー(マスターシリンダー)のクランプとETCステーを共締めしている2本のボルトのうち、上側を締め過ぎてねじ切ってしまいました。
折れたボルトの先端が残ってしまっています。
下側1本のボルトで何とか留まっていますが、ぐらぐらするし、保険のために、結束バンドで応急処置。
調整後のハンドル角度を試すために定番試走コースへ。長距離走ってみないと正しい評価はできませんが、少し角度を変えただけで良さげでした。ちょうどホンダドリームを通るコースなので、寄ってきました。
店内に入り、店長に声をかけると、入庫予定日より前に預けに来たと思われ、「お預かりします。」と言われたので、「車検整備前に余計なことをやらかしてしまいました。」と事情を説明。
締め込んで行く時にねじ切ったのなら、残った部分を抽出できる可能性はあるとのことで、後日整備の際に頑張ってくれることになりましたが、最悪の場合はマスターシリンダーとブレーキレバー一式交換の可能性も残っています。
折れたボルトについては、同じものが用意できない可能性があり、黒いのになってしまうかもとのことでしたが、それは全く気にしてません。何とかボルト交換のみで済むことを祈るばかりです。
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